Diary Culumn Illust

ブランド女の主張

壊れたら修理をする?
ほつれたら自分で縫い合わせる?

ナンセンス!

そんなものは貧乏人か暇な主婦がやってればいいのよ。
私は忙しいの、そんな暇ないの。

それに自分でしっかり稼いでるのよ。
そんなことはお金で解決すればいいの。

ほら、この120万のバッグなんてこの先何十年ももつのよ?
安物を買って縫いながら使ってる女なんてバカみたい。
貧乏丸出しって感じ。

手編みのセーターなんて暇と貧乏の象徴にしか見えないわ。

それに見て、このセンス。
安物にこのセンスは絶対に真似できないのよ。

女はね、センスも色気も気品も、お金で買うものなの。
高い化粧品を使ってる人間のほうが、より輝いてみえるの。

子どもだってそうだわ。
自分で縫ったものを持たせるなんて、恥ずかしくないのかしら。
ブランド物で揃えたほうが、気品があるに決まってるのに。
貧乏臭い格好をしてる子なんて、一緒に歩きたいとは思わないわ。

そうそう、最近子犬を飼い始めたの。

ほら、この子よ。
見て見て、この犬用ジャケット、高かったのよ。

こんなくだらない小動物にすら、
私ったら惜しげもなくお金を使うことが出来るの。

これも私の寛大さ、女の価値の高さがあってこそ成せることなのよ。

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